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ごあいさつ

大阪市立大学 教育後援会

大阪市立大学教育後援会 会長 金児 曉嗣(元学長)

教育後援会は学生の皆さんが充実した学生生活を送ることができるように様々な支援活動を行っております。これらには課外活動をより活発に行うための「クラブ・サークル活動支援」や課外活動施設の安全性を高めるための「クラブ・サークル特別支援」、グローバル化への学びに対して、海外留学や学会・研究会への参加時の旅費の補助ならびにTOEICなどの語学検定試験の受験料補助、市大の伝統行事である「銀杏祭」や「ボート祭」開催費用の補助、就職活動支援、憩いと交流の場としての施設や備品の設置、図書の寄贈など、学生生活の充実に必要な多くの支援があります。2020年度はこれらの支援以外に、新型コロナウイルス感染症対策として大学が行っている「経済的困窮学生への給付金配布」、「遠隔授業を受講するに必要なWi-Fi 環境の整備助成」など多くの支援事業に多額の補助をさせていただくことにより、「学業を断念する学生を生み出さない」という大学の支援活動の一翼を担うことができました。
一方、保護者の皆さまに対しまして、「新入生保護者懇談会」、「保護者就職説明会」や「保護者交流会」などを行い、保護者の皆さまと大学の「架け橋」としての役割も担っています。コロナ禍で「新入生保護者懇談会」と「保護者交流会」の一部は中止となりましたが、「保護者就職説明会」は対面とオンラインを組み合わせて行うことができ、コロナ禍での就活などの講演を聴いていただくことができました。最近の調査によりますと、わが国の国公立大学の約7割が保護者を中心とする教育後援会組織を有していますが、本学のように保護者を対象とした説明会や交流会などを行っているところは他に類例がなく、大変好評をいただいております。
なお、2022年4月より大阪市立大学は大阪府立大学と統合し大阪公立大学となる予定です。それに伴って大阪市立大学教育後援会は大阪公立大学教育後援会(仮称)となりますが、これからも「学生の皆さんの充実した学生生活」の応援と保護者と大学の「架け橋」としてさらに充実した支援活動を行ってまいります。
今後ともご支援、ご協力のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。